「重い女」から「愛され女性」へ

「依存」から抜け出して「自分軸」を持った生き方に変わればあなたの心は満たされる

アニメ「忘却バッテリー」が面白い!

みなさん、こんにちは!
「愛され女性」育成トレーナーの下辻 恵です。

 

今日はアニメ「忘却バッテリー」について(^ ^)

(*ネタバレ有りなのでまだ見ていない方はご注意ください)

 

©みかわ絵子/集英社KADOKAWAMAPPA

私は実写のドラマよりもアニメの方が好きです。

 

俳優さんや芸能人にときめくことはほとんどありませんが(なので「好きな芸能人は?」という質問に対して返答に困る)アニメのキャラにはドキドキすることがよくあります(笑)

 

これは幼少期からで、漫画や本の登場人物に「恋」に近い感情を抱いたことは多々ありました。

 

なのでアイドルや芸能人好きな同級生とはどうしても話が合わなくて、その話題になるとスンと冷めてしまう自分がいたな〜(^_^;)

 

そんな中、中学生の時に唯一ハマったのが「チェッカーズ」です。

 

私は「広く浅く」というよりは「狭く深く」というタイプで、一度ハマってしまうと熱中してしまうところがありました。

 

普段はあまり行動的ではないのですが、ハマったものには行動的になるというか…

 

どうしても彼らの音楽を「生」で聴いてみたい!と思い、必死に電話をしまくってコンサートのチケットを取ったりして、同じチェッカーズ好きな同級生を集めて参戦したことがありました。

 

まぁ、根っからのオタク気質なのでしょうね(^_^;)

 

これは漫画やアニメも同じで「好き」とは言え、何でもハマるというわけではありません。誰でもそうなのかもしれませんが「心に残る作品」というのは数少ないのだと思います。

 

そんな中、最近一番ハマったのは「進撃の巨人」なのですが、今の所この作品を超えるものと今後出会えるのか?と思うほど心酔しきっております(笑)

 

夫も私ほどではないですが「進撃の巨人」のアニメにハマってからアニメ作品をよく見るようになりました。

 

毎シーズンごとにたくさんの作品が発表されるのですが、本当に「アニメ制作会社の方達、大丈夫ですか?」と心配するほどの数があります。

 

その中から夫が気になった作品を見るのですが、今季は「忘却バッテリー」が一番面白い作品だと思いました!

 

最初はギャグ要素が多いので「苦手」と感じる方も多いかもしれませんが、私は声優の宮野真守さんのギャグ演技が大好きなのでどハマりしてしまいました(笑)

 

それに「作画」がめちゃくちゃ良い!!!

 

OPもEDも良いし、作中の背景は綺麗だし、カメラアングルも躍動感があって製作陣の「本気度」が伝わってきました。

 

アニメの制作会社は「進撃の巨人」でもお世話になった「MAPPA」さんです。

 

MAPPA」さんも働きすぎじゃない?というくらい、高クオリティーの作品を生み出し続けておりますが、今回の「忘却バッテリー」は原作者の《みかわ絵子》先生も一緒になって作られているみたいですね。

 

私は原作は読んでいないので分かりませんが、結構原作者さんが考えたアニオリが含まれているみたいです。

 

進撃の巨人」の時も諫山先生と協力して作り上げていたので、やはり原作者が関わると素晴らしい作品になるのですね(^ ^)

 

今放送されているのは「6話」までですが、この「6話」が本当にすごかった。

 

*ココからネタバレ有り

まだご視聴されていない方はご注意ください。

 

 

 

 

 

この「6話」は「イップス」がテーマだったのですが「イップス」とはエラーなど、心的トラウマのような出来事をきっかけにこれまで思い通りにプレーできていたのが突然できなくなってしまう症状のことです。

 

プロ野球選手も「イップス」になってしまう人もいるくらい、真面目で責任感が強い人が何らかの理由で「罪悪感」を抱いた時に体か言うことを聞いてくれなくなってしまうのでしょう。

 

ましてや物語の中で「イップス」になってしまったのはまだ中学生。

 

「野球」はチームプレーですからね。

自分の「エラー」がチームメイトの運命を左右する。

また自分がチームの主軸ならそのプレッシャーは半端じゃない。

 

「ごめんなさい」と謝ったところで優しい先輩たちは「許す」しかない。

 

「自分のせい」で先輩たちの挑戦を終わらせてしまったのに、自分のところだけに強豪校のスカウトから声がかかる。

 

寝ていてもあの日の「エラー」が夢に出てきて眠れない。

野球を忘れるためにぶっ倒れるまで走り込んだり、ケンカに明け暮れたり。

 

まだまだ精神的に未熟な年齢でもあるのに、こんな大きな「十字架」を背負ってしまった姿はアニメとは言え見ていてとてもしんどかったです。

 

投げられなくなってしまう感覚、その時の頭の中に浮かんだ感情や言葉、自分への失望、投げやりになってしまった生活、大好きだった野球との訣別。

 

この辺りの心理描写は本当に素晴らしかったですね。

 

そして野球とは無縁の生活を送るために通った高校で、コテンパにやられた最高のバッテリーと出会い「一緒に(野球)やる?」と聞かれた時。

 

そして「やる!」と心の中で即答した時。

 

もうおばちゃん「藤堂くーーーん!!」「辛かったね、でもやっぱり野球が好きなんだね!!」「うんうん、思いっきり野球やりな!」と心の中で号泣しました。

 

今後「イップス」を克服するのかどうか気になる所ですが、他のキャラたちも「いわくつきの過去」がありそうなのでそちらのストーリーも楽しみです!

 

野球を知らなくても興味がなくても、それでも十分に面白い作品だと思いますので「青春もの」「困難を克服する」物語が好きな方はぜひ視聴してみてください!

 

お勧めです(^ ^)