「重い女」から「愛され女性」へ

「依存」から抜け出して「自分軸」を持った生き方に変わればあなたの心は満たされる

「忘却バッテリー」の魅力を語る

みなさん、こんにちは!
「愛され女性」育成トレーナーの下辻 恵です。

 

アニメ「忘却バッテリー」が終わってしまいロスがなかなか埋まらないのですが、原作はまだ続いているので何とか正気を保てております(笑)

 

でも原作も最新話がどえらいことになっており、原作者のみかわ絵子先生もこの話を「一区切り」と仰っているのでこの先の展開が本当に今から楽しみで仕方がありません!!

 

 

ただこの続きのお話が1ヶ月後になりそうなのでかなりの「おあずけ」感があります。

(我慢するのキッツ〜!)

 

ということで、今日のブログは「忘却バッテリー」の魅力についてお話をしますね!

 

まず、私が感じる「忘却バッテリー」の魅力についてなのですが、それは何といっても高校野球の「リアルさ」の部分です。

 

野球は夫が好きなのでよくプロ野球の試合中継を見るのですが、でも今まで気にしたことのなかった「視点」をこの漫画を通して教えてもらっています。

 

まず野球の花形といえば「ピッチャー」であり「キャッチャー」に焦点が当たることはとても少ないです。

 

ですがこの漫画の主人公は今のところ?「キャッチャー」なので、キャッチャー目線の物語がとても新鮮です。

 

豪速球を捕ることの怖さや、バッターがいる時の視界の狭さ、リードの考え方や難しさなど。

 

この視点が加わっただけで今までの野球中継ではボールの行方しか気にしていませんでしが、今はキャッチャーばかりに目がいってしまいます(^ ^)

 

また、エラーがきっかけでイップスになってしまった子の話や、フィジカルが足りないことへのどうしようもない劣等感や焦燥感だったり…(この子の本当の”壁”はチームメイトに対する信頼感でしたが)

 

この辺りの描写は本当に「リアル」なので、多くの人の心にブッ刺さると思います。

 

また中でも一番心を打たれるのが「名門校へ入ったは良いが一度もレギュラーになれなかった名も無き球児」の話がグッときます。

 

こちらはみかわ先生のXで公開されていますのでぜひ一読してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

名門校の野球部員のほとんどはこの「名も無き球児」にあたると思います。

ですが、そんな子たちに焦点を当てた物語って今まであったでしょうか?

 

それにその子たちの「家族」にまで焦点をあてるなんて…

 

野球をやるための具体的な金額やそれを支えるため家族が働いている姿を見るとグッとくるものがあります。

 

また、

・先輩後輩の上下関係などの「体育会系システム」に馴染めず野球から離れてしまった子(このシステムの弊害で才能ある子が埋もれてしまった可能性がある事への示唆)

・兄弟で同じスポーツをすることで生まれる優劣

・同じポジションのチームメイトへの嫉妬

・名門校を支えるレギュラー陣のプレッシャー

SNSなどでの高校球児への心無い批判

・無責任な「アドバイス」おじさん

高校野球を支える謎のおじさんたち

など、本当に「リアル」な高校野球を描いているので読んでいるうちに自然と感情移入してしまうんですよね。

 

もちろん野球の試合展開も熱くて盛り上がるのも魅力の一つだと思うのですが、私はやっぱり今まで知らなかった高校野球の裏側という「リアル」な部分がこの漫画の一番好きなところです。

 

またこれプラス「忘却」というテーマが加わるのが本当に面白さが倍増しますね。

 

タイトルに含まれている「忘却」というキーワードがミステリー要素を含むというか、ホラー要素を含むというか…

 

球漫画で「考察」が加わるなんて誰が想像するでしょうか?(^_^;)

 

とにもかくにも「忘却バッテリー」本当に面白いのでぜひまだ未読の方はぜひ読んでみてくださいね〜

 

布教活動をじゃんじゃんして、どうにか2期制作をしてもらわないと!(笑)

 

あ、そうそう。

今まで高校野球はほとんど見たことがなかったのですが、ケーブルTVで地区予選の試合中継を見ては知らない子たちに『頑張れ〜!』と声援を送っております(^ ^)

 

夏の甲子園、楽しみだ!