みなさん、こんにちは!
「愛され女性」育成トレーナーの下辻 恵です。
今日は「ダメ男」から卒業する その6 をお伝えします。
前回のブログで「ダメ男」に惹かれる理由は《自分を認めてもらいたい》という「承認欲求」が刺激されるから。そして「承認欲求」の根っこにあるものは「無価値観」であり「私は認められるような存在ではない」「私には価値がない」と思ってしまうような深ーーーい心の傷つきを抱えているので、まずはその原因を探りましょう。というお話をしました。
無価値観の原因
”私”と向き合ってくれていないという寂しさや悲しみ
その原因の多くは「家庭環境」や「親との関係」と、幼少期に起きたものがほとんどです。
その根底にあるのは「”私”という人間を理解しようと向き合ってくれていない」という寂しさや悲しさにあるような気がします。
実際、面と向かって会話をしたりお世話をしてくれたりと向き合っているように見えるかもしれませんが、これは「物理的な向き合い方」です。
ですがここでお伝えしたいのは「心理的な向き合い方」についてです。
これは「感じる」ものなので上手く説明できないかもしれませんが、何となくイメージしていただけると幸いです。
心と心の向き合いを欲している
そうだな〜
例えばあなたが小さい子供と仮定して、転んで膝小僧を擦りむいたとします。
その時に「あらあら大丈夫?」と親がしゃがんで声をかけてきて応急処置をしてくれました。「痛かったね〜」と言いながら絆創膏を貼ってもらえたのでひとまず安心です。
ただこの時、親の「心」がとても重要になってきます。
例えば『うわぁ痛そう!可哀想にね、もう大丈夫だよ〜』とあなたのことを心から心配しながら「痛かったね〜」と言いながら応急処置をしてくれた場合、子供であるあなたはその温かさが伝わりとても満足すると思います。
ですが『えぇ!もう勘弁してよ〜!いつも注意しているのに何で転ぶかな〜?』と少し苛立ちながら「痛かったね〜」と言いながら応急処置をしてくれた場合、子供であるあなたは言葉に重みを感じられず『あ、面倒くさいんだ』と受け取り、寂しさや物足りなさを感じてしまうと思います。
非言語コミュニケーションで相手の「本音」を感じて取ってしまう
このように同じシーンであっても、私たちは第六感というか、心の機微というか、非言語コミュニケーションで受け取り方や印象が変わることがあります。
そしてそれこそが「本音」であると受け取ってしまうのですね。
また親が「あなたのため」と言いながら心配したり手を貸してきたりする場合、それが親自身の「保身のため」と感じてしまうとあなたの心には何も響かないと思うのです。
このようなことが積み重なると「”私”という人間を理解しようと向き合ってくれていない」という気持ちが膨れ上がり、次第に「無価値観」が育っていってしまうのです。
なのではたから見ると「優しい親」であったとしても「親の心」があなたに向いていなければ「無価値観」は自然と作られてしまうでしょう。
無価値観を癒す方法
「怒り」の感情を日記に書く
では、この作られた「無価値観」はどのように癒したらいいのでしょうか?
それは一にも二にも「怒り」を表に出すことです。
私たちは「寂しさ」や「悲しさ」を感じたのと同じくらい「怒り」の感情を持っております。
でもちょっとした出来事に対して一々怒っていたら疲れてしまうので大人になるにつれスルースキルを身につけるのですが、でも実際はあなたの心の中には行き場を失った「怒り」の感情が渦巻いているのです。
そしてこの「怒り」の感情が溜まっていれば溜まっているほど、あなた自身を苦しめる原因となってしまうのです。
なのでまずはこの「怒り」の感情を外に出す必要があります。
それは以前にもお伝えした「日記」に記すのです。
「日記」は優秀なカウンセラーですので、あなたが吐き出した「怒り」を批判もせず全て受け入れてくれます。
もちろん心から分かり合えた友人に話を聞いてもらうこともアリだとは思いますが、でも友人には友人の「価値観」がありますので、あなたの話に対して批判や反論をすることがあるかもしれません。
あなたが心を開いているほどその批判や反論は「傷つき」になりますので、できれば「日記」に気持ちをぶつけてください。(それが一番安全だから)
ありのままを書く
そして気持ちをぶつける際、体裁など気にせず口汚く罵ってください。
「日記」なのですから、誰かが見るわけではないのでありのままを書けばいいのです。
大切なことは自分の「怒り」に対して「素直」になることです。
自分自身に対して取り繕う必要はない。ということを実感して欲しいのです。
「他人軸」で生きていると自分の「感情」に対して無頓着になるところがあるので、それを矯正する練習と思って心に浮かんだままのことを「日記」に記してください。
日記を書くときの「ポイント」
そして書く時のポイントですが「事象」をつらつら書き連ねるのではなく、それに対して「どう思ったか?」を書くことです。
例えば先ほどの膝小僧を擦りむいた場合なら、
確かに何度も注意されたのに言うことを聞けなかった私も悪いけど、でもそんなイヤイヤ心配したフリなんてしなくていいから!私の怪我よりも自分の都合が第一優先ですか。呆れる〜!あなたにとって私は大切な存在じゃないんだろうね。たまにはもう少し私の気持ちにも寄り添ってよ!私は心配するに値しない存在なの?あなたが本当に大切なのは私じゃなくて自分なんだよ。本当にひどい!それでも「親」なの?
など。
多分だけど、これをきっかけに同じようなシーンを思い出しペンが追いつかないほど「怒り」の感情が湧いてくるかもしれません。
それも思いつくまま、文章になっていなくてもいいから「全て」書いてください。
もうこれ以上書けません!思い付きません!ってくらい、絞り出してくださいね。
もしまた沸々と「怒り」の感情が湧いてきたら、その度に「日記」に書くようにしてください。
とにかく全ーーーー部、吐き出すこと。
このポイントを忘れないようにしてください。
この続きはまた次回のブログに書きますね。
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