みなさん、こんにちは!
「愛され女性」育成トレーナーの下辻 恵です。
今日は自分を俯瞰してみる《鏡の法則》についてお話をしますね。
私たちが住むこの地球上には様々な「法則」が存在します。
代表的なニュートンの「運動の3法則」のような物理法則の他、数学の法則、自然法則などがあります。
辞書で「法則」について引いてみると【守らなければならない決まりやおきて、一定の条件下で事物の間に成立する必然的関係】と出てきます。
まぁ簡単に要約するなら、例外や矛盾が生じない「決まったもの」って感じかな?
細かく表現するとキリがないし、よく分からなくなってしまうので簡単に深く考えず
「1+1=2」や「0×1=0」と決まり切っているものだと思ってください。
と、小難しいお話はここまでにして、とにかくこの世界には無数の「法則」というものが存在していると思ってくださいね。
その中で私が衝撃を受けた法則の一つがこの「鏡の法則」です。
この法則は私が師事する「野口嘉則さん」が書かれている本が有名です。
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「鏡の法則」とは簡単に説明するなら【自分の心のありようが現実世界に映し出される】と言ったところでしょうか。
よく誤解されるのですが「嫌な人」が目の前にいる場合、その「嫌な人」=「自分の中にある嫌な部分」と表現されるのですが、それもあながち間違ってはいないと思うのですが、本来はもう少し奥深い意味合いがあると思っております。
それは、自分の心の「成熟度」が映し出されるということです。
この鏡に映し出されるのは目に見える「事象」ではなく、目に見えにくい「自分の心」の状態を読み解く法則だと思います。
例えば自分の人生において「嫌な人」が何度も出現する場合の意味としては、嫌なことをしてくる人と「心が似たような成熟度ですよ」と知らせてくれることだと思います。
まぁ気持ち的に『えぇ〜?あの嫌な人と私が同じだってこと!?あり得ないんですけど!』『あの人と比べたら私の方はまともで性格も良いんですけど!』と反発したくなると思います。
それは本当にその通りだと思います。
ただ、ここは少し冷静に自分と嫌な人を俯瞰して見比べて欲しいのです。
「鏡」とは、先ほど申した通り目に見えやすい「事象(嫌な人)」のことを映し出しているわけではなく「自分の心」の状態を映しているのです。
なので受け入れ難いかもしれませんが「嫌な人」の精神成熟度と「今現在の自分」が写し鏡であると思ってください。
そうだな〜
例えばだけど、何をするにも一挙手一投足を監視してイチャモンをつけてくる人や、自分の仕事を押し付けて手柄だけ横取りするような人や、集団で嫌がらせをしてくるような「嫌な人」がいたとする場合。
まず、この人たちの「性格の悪さ」に着目をするのではなく「性格の成熟度」に目を向けて欲しいのです。
もし私がこのような人と出会った場合、多分最初に思うことは『うわ!人としての器が小ぃせ〜!』です。
その他には「人のやることがそんなに気になるんだ〜」とか「そんなやり方していたらいつかボロが出て困るのは自分なのに」とか「集団の力を借りないと一人で立ち向かえないなんて弱いんだな〜」などと思うでしょう。
あとは「揚げ足を取らないと優位性を保てないのか?」とか「仕事ができない人というレッテルを貼られたくないのかな?」とか「一人だと何もできないのかな?」と思うかな?
そしてもう少し深堀してみると、これらの「嫌な人」に共通して見えてくるものは「不安感」や「虚栄心」や「自信のなさ」などです。
そう。
「鏡」に映し出されるのはその人が持っている深層心理の部分になるのです。
このことを含めて「嫌な人」と同じような深層心理を「自分」も持っていないかどうかを考えてみて欲しいのです。
多分ですが、多くの人は思い当たる節がたくさんあると思います。
同じように「不安感」や「虚栄心」(ダメな自分を見せられない)や「自信のなさ」を持ち合わせていることに気づくと思います。
このように【自分を俯瞰してみる】方法の一つに「鏡の法則」を使い「嫌な人」から自分が持っている深層心理に気づくというやり方があります。
とはいえ、これをやるにはある程度の精神的強さを必要としますので、慣れないうちはハードルが高い方法かもしれません。
ただ「鏡」は絶対嘘はつきませんし、忖度もしません。
ありのままを映し出しますので「俯瞰してみる」には最適なやり方だと思います。
それから私はこの「鏡の法則」が大好きなのですが、その理由は「自分」に焦点が当たるからです。
例えば「嫌な人」が目の前に現れた時、私たちの心情的には「嫌な人」を変えようと奮闘しようとします。
ですが世間で言われているように、どんなに頑張っても「人は変わらない」のです。
例えるなら鏡に映っている「自分の寝癖」を鏡を触って直そうとしているの同じくらい無意味なことなのです。(触れませんからね)
もし「自分の寝癖」を直したいのであれば「自分の髪の毛」を自分が触って直すしかありません。
それが「変えられるのは自分だけ」の真の意味になります。
自分にとって不都合な事が起きるとついつい相手の方を直そうとしがちですが、そんな時は『あ、鏡の法則!』と思い出して自分を律することができるので、私はこの法則が好きなのです。
「鏡」はありのままの自分の姿を映します。
それは直視するには耐え難いものかもしれませんが、その部分から目を逸らし続けるとずっと「寝癖」がついたままになります。
もし、自分を美しく見せたい、変えたいと思うのであれば「鏡の法則」をぜひ活用してみてくださいね!
私はマインドトレーナーとカウンセラーをしておりますので、一緒に「心」を鍛えることをお手伝いできると思っております。
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