みなさん、こんにちは!
「愛され女性」育成トレーナーの下辻 恵です。
さて、今日から早速「愛され女性」になるためにまず何から始めたら良いのかを
お伝えしていきますね!
自分という人間を理解する
その記念すべき第一歩ですが、それは自分という人間を理解しようとすることです。
これは本当に大切な「土台」となりますので常に頭の片隅に置いておいてください。
多分だけど恋愛において「尽くす女性」というのは、自分のことよりも彼ばかりに意識が向いていて自分のことは差し置いてでも彼を優先させる生き方が染み付いていると思うのです。
これを「他人軸の生き方」と言いますが、この生き方をしていると「自分」という人間が全く理解出来ずにいるはずです。
なぜなら自分という人間に「興味がない」から。
というか「興味がない」を通り越して「自分のことが嫌い」もしくは「透明人間」くらいの扱いなんだと思います。それくらい「どうでもいい存在」の自分に意識を向けるよりも大好きな彼に意識を100%注いでいたいと思っているはずです。
自分のことを知るよりも、彼が好きなもの・興味があるものを知っていたい。
自分がどう感じるかよりも、彼がどう感じるかの方が大切。
自分が何をしたいかよりも、彼がしたいものを第一に叶えてあげたい。
だってそれが「愛する」ということだから。
そう思っているから、自分の身を削り全身全霊をかけて彼に「尽くす」のです。
「見返り」は求めない
まぁ確かにこれも「愛」なのかもしれません。
ですがこれを「愛」と呼ぶなら「見返り」は求めない方がいいでしょうね。
なぜなら「見返り」を求められた時点で彼は「プレッシャー」を感じてしまうから。
「尽くす」ことに慣れている女性は恋愛関係を「主従関係」だと思っているところがありますが、でも健全な関係は「対等な関係」であることです。
でも「尽くす」ことに慣れてしまっている女性は「対等な関係」がどういったものか分かっていない場合がほとんどです。だってそんな関係を今まで結んだことがないというか体験したことがないから分からないのは当然といえば当然です。
多分だけど始まりは「対等な関係」でも気付くと彼女の方がへりくだってしまい、いつの間にか「主従関係」に持っていってしまうのだと思います。
そして「主従関係」の最高のご褒美が「見返り」をもらう時なのです。
「キミのおかげで助かったよ」「キミがいてくれて助かった」「キミが必要なんだ」
そんな甘美な言葉が、今までの苦労や辛さを洗い流してくれて心が満たされていくのです。
ですが人は「慣れる」生き物です。
最初は彼も感謝をしていたのですが、そのうちそれが「当たり前」と思う様になり傲慢で横柄な態度になっていくのです。そして彼の態度の様変わりや冷たくなったことに対して恐怖を覚え『まだまだ頑張りが足りないのだ』と勘違いをしてますます「尽くす」様になっていくのです。
でもどんなに頑張っても彼が「感謝」や「労い」の言葉をかけることはないし、それどころか態度はますます冷たくなっていくし。そんな「見返り」を一切受け取れなくなった状態はとても辛くて我慢出来なくなって「怒り」の感情が大爆発を起こします。
そこで二人の関係に亀裂が入り、一つの恋が終了してしまうのが「主従関係」の行き着く先なのです。
これらは私自身が実際に体験した恋愛の「負」のサイクルです。
この先「愛され女性」になろうと思っているのであれば「尽くす」という愛し方を変えて「負」のサイクルを断ち切る必要があるのです。
その為にはまず「自分自身」に興味を持つこと「自分という人間」を理解することから始めて欲しいと思います。
「自分軸」を持った生き方へ
それは「他人軸」の生き方から「自分軸」への行き方に変えていくのです。
「他人軸」の生き方は先ほどの恋愛の「負」のサイクルのように「主従関係」に陥りやすいです。そして一度「主従関係」に陥ってしまうと待ち構えているのは「幸せ」とは程遠い憎しみや怒りなどで成り立つ歪な関係となります。
もちろん世の中には「主従関係」で上手くいっているカップルもいらっしゃるでしょう。ですが私は「対等な関係」が一番健全な形だと思っておりますので、このブログでは「対等な関係」になれる方法をお伝えしていきます。
また人は「弱い生き物」でもあります。
「主従関係」の「上」になることでいとも簡単に恩義を忘れ、傲慢で横柄な人柄に変貌することはよくあります。また「下」になることで自尊心は削られ、自信を喪失することもよくあります。
彼もあなたも初めはとても素敵な人柄だったのに「主従関係」に陥ることで、お互いの人格が変わってしまうのはとてももったいないし悲しいことだと思うので、そうならない為にもお互いの関係も人格も高められるよう「対等な関係」を築ける様になって欲しいと思います。
その為にはまず「自分に興味を持つ」「自分という人間を理解する」ことから始めてくださいね。