みなさん、こんにちは!
「愛され女性」育成トレーナーの下辻 恵です。
今日は「ダメ男」から卒業する その4 をお伝えします。
前回のブログでは「ダメ男」に惹かれる理由として「承認欲求」が刺激されるからだというお話しをしました。
この「承認欲求」とは《自分という存在》を「他者」と「自分」から価値あるものとして認めてもらいたいという欲求のことを指します。
「ダメ男」には『この人は私がいないとダメだわ!』とお世話を焼きたくなる要素があり、そのことによって「認めてもらえる」チャンスがたくさん転がっているから離れることが難しいのです。
それでお互いがハッピーになれるのなら問題はないのですが、お互いを利用し合うような歪な関係はいずれ破綻してしまいます。
それではどんなに付き合う相手を変えたところで「幸せ」になるのは難しいです。
なぜなら無意識で「ダメ男」=自分の「承認欲求」を満たしてくれそうな相手を探してしまうからです。
「承認欲求」とは根本が「他人軸」です。
《誰かに認めてもらいたい》という願望は「人に期待する」生き方になりますので、とても不安定です。
ですが《自分で自分を認める》ことができれば「人に期待する」ことがなくなり、とても平穏な人生を歩めるようになります。
なので「ダメ男」から卒業するというよりも「自分のため」に承認欲求は自分で満たせるようにしたいところです。
無価値観とは?
「私には価値がない」という心の傷つき
そして今日お伝えしたいことは「無価値観」についてです。
「承認欲求」は自分を認めてもらいたいという動機があるのですが、それを更に深掘りしてみるとそれは「私は認められるような存在ではない」「私には価値がない」という深ーーーい心の傷つき「無価値観」があるのです。
私たちの心の傷の根っこは、この「無価値観」にあると断言してもいいくらいとても大切なことなのです。
とはいえ、昔の私は「無価値観」と聞いても『えぇ?私はちゃんと自分に価値があると思っているけどな〜?』とピンと来ませんでした。
自分のことが嫌い
でもね、私は自分のことが大嫌いでしたし、常に心の中では自分のことを責めるような罵詈雑言を浴びせていました。自分のことを話せば自虐ギャグばかりだったし、彼から雑な扱いをされてもヘラヘラ笑って彼のご機嫌を取っておりました。
今思えばよくこの状態で「私には価値がある」と思えていたな。と呆れてしまうけど、実際のところ「無価値観」を抱えていると自覚している人は少ないと思います。
自覚というか「考えたこともない」って感じかもしれません。
ですが、私は自分と向き合っているうちに『あれ?もしかして私、ものすごく無価値観を抱えているかもしれない!』とダラダラと冷や汗が流れそうなほど思い当たることが増えていったのです。
無価値観の特徴
私は
・自分のことを石ころのような存在だと思っていた
・褒められるのが苦手だった(けなしてくれた方が落ち着く)
・私のことを心から愛してくれる人はいない、愛される訳がないと思っていた
・頑張らないと愛されないと思っていた
このような考えが常にあったので彼から「大好きだよ」と言われても『そのうち心変わりするだろう』と、どこか諦めていたというか素直に受け取れない部分がありました。
で、彼から「別れたい」と言われた時は『ほらやっぱり!彼も嘘つきだ!』と怒りの気持ちが湧いていました。
彼から雑に扱われた時も『まぁこんな私だし、しゃーない』と、言い返したい気持ちはあったけどグッと我慢していました。
「何もしない私」を彼が愛してくれる訳がないと思っていたから、一生懸命尽くしたのに「重い!」って言われて振られる意味が分かりませんでした。
恋愛をすることで「無価値観」を消したかった
今思うと若かりし頃の私は恋愛依存傾向が強かったのですが、それは彼たちに私の抱えている「無価値観」を消して欲しかったのだと思います。
でもこの「無価値観」は、誰かから「君には存在価値があるんだよ」と言われたところで『そうなの!やった〜!』とはならないのです。
どんなに私の価値を認めてくれた人がいたとしても、私自身がそれを認めていないのでいつまで経っても心は枯れたまま「愛」を求めて彷徨うのです。
「愛」は目の前にある
今まで欲しかった「愛」は目の前にあったのにね。
それに気づかず、というか受け取りもしないのに「もっと私を愛して〜」と迫ってくるのですから、そりゃ彼たちも逃げていってしまいますよね(^_^;)
もしこのブログを読んでいるあなたが「ダメ男」好きで「恋愛依存傾向」が強いのなら「無価値観」を抱えている可能性が非常に高いと言えます。
その場合、根本である「無価値観」を「価値ある私」に変えない限り「ダメ男」から卒業することは難しいでしょう。
なのでまずは自分が「無価値観」を抱えているかもしれない。という事実を受け入れて、それから「無価値観」を手放せるような課題を取り組んでいきましょう。
その辺りは今後のブログで詳しくお伝えしていきますね!
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